虹色の光がきらめく宝石「オパール」

おはようございます
色石一年生のソメヤです!

大型連休(ゴールデンウィーク)は皆さんいかがお過ごしですか?
有意義に過ごせましたか?
連休が終わってしまうのは寂しいですが、また一緒に色石について勉強していきましょう!!!

今回、宝石の中で唯一水分を含むオパールについて学んでいきましょう!

オパールとは」

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オパールは、貴石を意味するラテン語のオパルス(OPALUS)に由来します。
オパールの特徴である遊色効果を発するものを「プレシャスオパール」といい、遊色効果を発しないものを「コモンオパール」といいます。

乾燥して水分が抜けてしまうとひびが入ってしまうことがあります。
水の中に入れておく保存方法もあるそうです。

 

オパールの種類」

・ホワイトオパール

地色が乳白色または白色のオパールをホワイトオパールと呼びます。透明度の高いものは、クリスタルオパールと呼ばれています。主な産地はオーストラリアです。

・メキシコオパール

メキシコ産のうち、地色がオレンジ系のオパールをメキシコオパール(ファイヤーオパール)と呼びます。光が炎の中に閉じ込められたように見えます。

・ウォーターオパール

メキシコ産のうち、地色が青系をウォーターオパールと呼びます。色の輝きが透明な水の中に閉じ込められたように見えます。

・ブラックオパール

地色が濃いのがブラックオパールです。
中でも評価の高いものを「ハーレクイン」と呼びます。ハーレクインは”まだら”という意味を持っていて、中世のピエロが着ていた服の模様のように正方形で大き目の模様が規則正しく並ぶパターンです。オパールの中で一番価値の高いものがブラックオパールです。

・ボルダーオパール

鉄鉱石の母岩の中に付着しているオパールの帯のような層を母岩とともに取り出し研磨したものです。ガラスやホワイトオパールを黒く塗り母岩と張り合わせて作るタブレットまたは、トリプレットなどの模造石が製造されているので横から見て確かめて下さい。

カンテラオパール

カンテラオパールは母岩とともに研磨されたオレンジ系のプレシャスオパールです。虹を卵の中に閉じ込めたように見えます。

オパールの産地」

主にオーストラリアとメキシコが全体の9割を占めています。他にもエチオピア、ブラジル、インドネシアなどでも採掘されていますが、オーストラリア、メキシコで産出されるもののほうが高品質と評されています。遊色効果のはっきりしていて、赤色が出ているものが希少とされています。

「まとめ」

今回は、オパールについて勉強してきました。多くの種類があり角度を変えると次々と美しい表情を見せてくれる長く見ていても飽きないのもオパールの魅力です。中にはタブレットやトリプレットといったガラスなどを張り合わせて作る摸造石もあるので要注意です。
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以上、色石一年生ソメヤでした!