8月の誕生石
こんにちは。松坂です。前回は児玉さんがアップしてくれた
ダイヤモンドの歴史奥深かったですね!!
そんな私の今回のテーマは8月の誕生石です。前回は6月の誕生石をご紹介させていただきました。あれ?7月の誕生石は??と思われる方も多いと思いますが
ソメヤさんが以前にご紹介頂いていますので
をご覧になって下さい。
さっそくではありますが8月の誕生石を紹介していきたいと思います。
8月の誕生石は【ペリドット】です。
【目次】
1.ペリドットと歴史
モース硬度は6.5~7。マグネシウムや鉄のケイ酸塩鉱物の一種であるカンラン石の一種です。カンラン石の苦土橄欖石に属する中でも最も明るい緑色をもつものをいいます。
鉱物名はオリビン。含有する鉄分の作用によって緑色や黄緑色を示す石です。
エジプトでは昔から宝飾品として親しまれて太陽の石として呼ばれていました。太陽神を崇拝していた人々にとってはとても特別の宝石でした。エジプトの人々は太陽から飛来した石と信じていました。ペリドットは複屈折率が高く、暗い場所でも明るい色を放つ石なので、夜遅くになっても輝きが美しいことからイブニングエメラルドとも呼ばれていました。
実際に隕石の一部からペリドットと同様の鉱物が見つかったこともあり、空から落ちてきた隕石から見つけていたのかもしれません
エジプトの近くの紅海に浮かぶセントジョーンズ島では3500年以上も前から産出していました。
ドイツのドレスデン宝飾展示室の緑の丸天井では大粒のペリドットがはめこまれた、18世紀の王家の剣などのコレクションが見られます。
現在、発見されているうちで最も大きなペリドットは310カラットです。
2、ペリドットの産地
ペリドットの産地はアメリカのアリゾナ州、ネバダ州、ハワイ州、ニューメキシコ州、オーストラリア、中国、ケニア、ミャンマーなどがあります。
また、宇宙より飛来した隕石中に含まれる唯一の宝石であり、有名なパラサイト隕石からも採取されています。パラサイト隕石とは1772年、ロシア人の探検家パラクさんがペテルブルグに持ち帰り、クラスノヤルスクという場所で発見した、重さ800キロの巨大な隕鉄塊のことです。
※ハワイ州は美しいペリドットが産出されていましたが近年絶産されました。
昨年に約1か月間続いたハワイ州のキラウエア火山噴火で溶岩によって押し出されたカンラン石が表面に押し出され、噴火によってたくさんのペリドットが空から降ってきたというニュースが話題になりました。
カンラン石の一種には貴金属のついたペリドットもあり、1カラット450ドルになったとか・・・・
まとめ
8月の誕生石のペリドットを調べてきましたが歴史は深く、エメラルドにも間違われるきれいな緑石でした。また、唯一隕石と同じ性質にも驚きました。
ハワイに旅行に行く方はビーチや道端に緑色の石が落ちていたらペリドットかもしれません!!お盆休みにハワイ旅行に行かれる方は頭の片隅に入れておいて下さい!
ペリドットの石言葉は夫婦愛らしいです。見つけたら大切にして下さい!!
またお手元に素敵なペリドットがある方は、是非色石バンクにお問い合せください。高額査定させていただきます!
ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
またアップするのでよろしくお願いします!!