エメラルドの主な産地と特徴

こんにちは!色石一年生のソメヤです!

早速ですが、今週の教材は…
あの伝説の女王クレオパトラを虜にした宝石エメラルドについて勉強していきましょう!!!

エメラルドの特徴

エメラルド

エメラルド

美しいグリーンの輝きで知られる5月の誕生石エメラルド。エメラルドは「ベリル」という鉱物の中の1つの宝石名で、アクアマリンやモルガナイトもベリルの宝石の1種です。
結晶が形成される過程でほんのわずかなクロムやバナジウムが加わることによりすばらしい緑色になります。

内部に特有の傷が無数にあり、これが天然ものの標識ともなっています。
モース硬度ではかなり硬い石のはずなのだが、内部に多数の傷がある結晶の性質上、衝撃に極端に弱い。とにかく非常にもろいことも特徴です。

エメラルドカット

エメラルドカット

エメラルドカット

内包物が多く割れやすいエメラルドのために考えられたのがエメラルドカットです。エメラルドの原石は六角柱の形をしていますので、六角柱からなるべく効率的にカットでき、さらに角を少なくして欠けにくくするためにこのカットが生まれましたといわれています。

エメラルドで有名なコロンビアの3大鉱山

ムゾー鉱山

濃い緑色をした最高品質のエメラルドを産出します。温かみと光沢のある緑色で、青味を帯びているのが特徴的です。

チボール鉱山

青味がかっていて深みのある緑色をした、透明度の高いエメラルドが特徴的です。

コスケス鉱山

黄色味がある深い緑色のエメラルドが産出されます。産出量が多く、コロンビア産の75%はコスケスから供給されています。

含浸処理

エメラルドに多いのが含浸処理です。
含浸処理(がんしんしょり)とは、ワックス・オイル・樹脂・着色液などを宝石にしみこませることで光沢や透明度、あるいは色を変化させる人工処理方法です。

まとめ

今回はグリーンの宝石でトップクラスに人気の高いエメラルドについて勉強しました。
皆様がお持ちの「エメラルド」、少しでも気になりましたら色石バンクに送ってみてください!色石バンクでは適正価格をつけられる熟練者が何人もいるので、お任せください。きっとご満足いただけます!

以上、色石一年生ソメヤでした!