世界の有名なダイヤモンド10選
おはようございます。色石バンクの児玉です!
今回は前回書き切れなかったので引き続きダイヤモンドについてアップさせて頂こうと思います。
前回はダイヤモンドの語源とその歴史、誕生と採掘、産出地、色の種類についてアップさせて頂きましたが今回は世界の有名なダイヤモンドについてご紹介させて頂こうと思います。
それではさっそくご紹介させて頂きます。
1.センティナリー・ダイヤモンド
センティナリー・ダイヤモンド【英:The Centenary Diamond】
1986年に南アフリカ共和国・ハウテン州のカリナン鉱山で発見された599.19カラットの原石からカットされた273.85 カラットの研磨済みダイヤモンド。カラーはDカラー、クラリティはフローレスで推定価格は約100億円以上と言われています。1988年にデビアス社創業100周年記念の式典で公開されました。
2.カリナンⅠ
カリナンⅠ【英:CullinanⅠ】
イギリス・ロンドンにあるロンドン塔に展示されている530.20カラットのダイヤモンドで、1905年に南アフリカ共和国・ハウテン州のカリナン鉱山で発見された史上最大の3106.75カラットの原石からカットされた中で最も大きいダイヤモンドになります。1907年にイギリス国王エドワード7世に贈呈されて以来、現在もイギリス王室が所有しています。
3.コ・イ・ヌール
コ・イ・ヌール【英:Koh-i-Noor Diamond】
イギリス・ロンドンにあるロンドン塔に展示されている105.60カラットのダイヤモンドで19世紀にイングランドに送られ、ビクトリア女王に献上されました。ペルシア語で「光の山」を意味するこのダイヤモンドは明確な産出地が判明しておらず、かつて世界最大のダイヤモンドと呼ばれ多くの神話や伝説に登場し、その歴史において周辺国の幾人もの王侯がその所有を争いました。
4.リージェント
リージェント【英:Regent Diamond】
フランス・ルーブル美術館に展示されている140.64カラットのクッション・シェープのダイヤモンド。18世紀にインド・ゴルゴンダ地方の鉱山で発見されたこのダイヤモンドは世界で最も美しいダイヤモンドと称され、ナポレオンが戴冠式で身につけていたことでも有名です。
5.ピンク・スター
ピンク・スター【英:Pink Star Diamond】
英サザビーズがスイス・ジュネーブで開いたオークションで出品された59.60カラットのピンクダイヤモンドでカラーはファンシー・ビビット、クラリティはインターナリー・フローレスという大変希少なもので約83億円で落札されました。このダイヤモンドはデビアス社により132.50カラットの原石を2年かけてカットされました。
6.ムサイエフ・レッド
ムサイエフ・レッド【英:Moussaieff Red Diamond】
世界最大の5.11カラットのファンシーレッドダイヤモンドで、1990年代にブラジルのミナスジェライス州で農夫により河川で発見された13.90カラットの原石からカットされました。幻のダイヤモンドとして知られ、推定価格は約21億円と言われています。現在はイギリスのムサイエフ・ジュエラー社が所有しています。
7.ゴールデン・ジュビリー
ゴールデン・ジュビリー【英:The Golden Jubilee Diamond】
世界最大の研磨済みダイヤモンドである545.67カラットのファンシーイエローブラウンダイヤモンドで、1985年に南アフリカのプレミア鉱山で発見された755.00カラットの原石からカットされました。現在はタイ国王が所有しています。
8.ドレスデン・グリーン
ドレスデン・グリーン【英:Dresden Green Diamond】
ドイツ・ザクセン州ドレスデンにあるレジデンツ城に展示されている41.00カラットのグリーンダイヤモンドでクラリティはVS1、明確な産出地はわかっていませんが、18世紀のインドであるという説が有力であると言われており、当時のポーランド国王アウグスト3世が所有していたことで有名です。
9.ホープ・ダイヤモンド
ホープ・ダイヤモンド【英:Hope Diamond】
アメリカ・スミソニアン博物館に所蔵されている45.52カラットのブルーダイヤモンドでクラリティはVS1、9世紀頃にインド南部のデカン高原にあるコーラルという町を流れる川で農夫により発見されたと言われています。このダイヤモンドは現在に至るまで持ち主を次々と破滅させながら、人手を転々としていく呪われたダイヤモンドとして有名でありますが、実際にはその伝説は大幅に脚色されていると言われています。
10.オッペンハイマー・ブルー
オッペンハイマー・ブルー【英:Oppenheimer Blue Diamond】
英クリスティーズがスイス・ジュネーブで開いたオークションで出品された14.62カラットのブルーダイヤモンドでカラーはファンシー・ビビット、クラリティはインターナリー・フローレスという大変希少なもので約63億円で落札されました。このダイヤモンドの名前はかつての所有者であるフィリップ・オッペンハイマー氏に因んで名付けられました。
【まとめ】
今回は世界の有名なダイヤモンドについて紹介させて頂きました。
どれも大変貴重なものですが、世界には今回紹介させて頂いたもの以外にもまだまだ名のあるダイヤモンドが多数存在します。
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